平成26年度 食文化創造都市推進プロジェクト
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平成26年度 食文化創造都市推進プロジェクト

平成26年度食文化創造都市推進プロジェクト

平成26年度は以下の9事業が採択されました。

新潟の人と人とをむすぶお酒「呑む、おむすび」づくり「おむすびで乾杯プロジェクト」

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【日  時】 平成26年12月3日(水)~ 平成27年3月31日(火)まで
【会  場】 新潟市内飲食店19店舗
【申請者 】 新潟清酒おむすび製造所
【連携団体】 上野農場、新潟市内飲食店19店舗

【内  容】 ・新潟の農家、酒蔵、飲食店が手を「むすび」、米づくりから酒の仕込み、提供までを共に考えてつくるプロジェクト。
・「おむすびで乾杯」を合言葉に普及活動を行う。

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
スケジュールとしては予定通りに実施でき、販売数も概ね好調。
ただし、販売開始lヶ月間と現在を比較すると、盛り上がりは落ちてきており、情報拡散の具合も狙っていたほどの広がりは見せていない。

2)プロジェクトの効果等:概ね効果があげられた
【具体的な理由】
新聞、雑誌、テレビでの取材も数多く入り、首都圏や北海道からも仕入れについての問い合わせが入るなど、注目度は高いものがあった。 ただし、それでどれだけ新潟の魅力まで伝えられているかは、効果測定ができていない。

3)次年度以降の継続に向けた方策
・飲食店での販売がしやすいよう、価格の抑制と1升ビン仕様の製造
・社会性増加のため、さらなる農家と酒蔵の参加

「新潟市食文化」をエステで堪能!? Niigata Body Tuning 新潟ボディチューニング ~新潟初、食べて良し!使って良し!内外トリートメント~

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【日  時】 平成26年12月21日(日)~ 平成27年2月15日(日)まで
【会  場】 万代シルバーホテル レッグ&ショルダー「久千代」
【申請者 】 株式会社トプカピ
【連携団体】 株式会社ジェイアール東日本企画

【内  容】 「食べて」「使って」新潟ならではの産物を使用したトリートメントを開発しエステを通じて新潟市の食文化をPRするビジネスモデルのチャレンジを行う。

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:あまり目的が達成できたとはいえない
【具体的な理由】
・考えていた企画内容の実施ができた。

2)プロジェクトの効果等:あまり効果があげられたとはいえない
【具体的な理由】
・収入が原価に至らなかった。期間が短かったのもありましたが、ビジネスモデルと捕らえチャレンジを続けていきたい。
・アンケートの内容から、新潟市民は「新潟の食」に自信と信頼を持っており展開次第では定着するものと感じた。

3)次年度以降の継続に向けた方策
・美と食の観点から「温泉」との組み合わせは良いと考えます。
・次回は「エステ」と「温泉」の融合を考えていきたい。

新潟美人寿司の開発プロジェクト

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【日  時】 平成26年12月11日(木)~ 平成27年3月3日(火)まで
【会  場】 鮨・害J烹 丸伊、ホテル日航新潟
【申請者 】 株式会社 丸伊
【連携団体】 新潟美人実行委員会、新潟エステティシャン・セラピストの会、岩室温泉「富士屋」

【内  容】 ・新潟の美味しい食材を使ったヘルシーで女性が喜ぶ「新潟美人寿司」の開発。11月に販売した新潟美人寿司第1弾のアンケート等をもとに、12月に検討会を開催。2月に食の関係者や食材生産者を変えての試食検討会を開催。3月3日にひな祭リイベントを開催し、新潟美人寿司のPRを行う。

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
12月の検討会での意見をまとめた結果、実施の時期や会場、内容、PR方法等に変更が出ました。しかし、変更することで、「新潟」「女性」「ヘルシー」「キレイ」といった新潟美人寿司のコンセプトを「やさい」という方向に明確化することができ、より多くの人にPRすることができたと思います。

2)プロジェクトの効果等:概ね効果があげられた
【具体的な理由】
多くの人にとって「寿司=マグロやウニ」というようなイメージが出来上がっているため、新しくヘルシーな寿司だけではもの足りないという意見も多かったのですが、新潟の「食」全体を提案する中で新潟美人寿司をPRすることによ り、幅広い層、大勢の人にアピールすることができ、満足してもらえるものになりました。さらに、生産者との協力体制をつくることができたため、今後の発展につなげていけると思います。

3)次年度以降の継続に向けた方策
「新潟美人寿司」はもちろん「新潟美人食」を、新潟の生産者と一緒に開発し作りあげていくと同時に、それを発表するイベントを開催し、引き続き県内外に向けPRしていきたいと考えています。27年度は、新潟美人実行委員会が主体となり、水と上の芸術祭市民プロジェクトとして実施する予定です。

器と酒粕料理からみなとまち新潟の食文化を体感
鶴友会所蔵「江戸時代の器展」
初日開催「新潟漆器を使って酒粕料理と地酒を楽しむ会」

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【日  時】 平成26年12月6日(土)~ 平成26年12月21日(日)まで
【会  場】 旧齋藤家別邸 西の間
【申請者 】 株式会社 ニール
【連携団体】 鶴友会、新潟市旧齋藤家別邸、新潟市漆器同業組合、割烹・仕出し 秋やま

【内  容】 ・野菜ソムリエによる、新潟の野菜を使った酒かす料理と新潟市のお酒村祐を愉しむ会
・新潟市の越乃寒梅とフレンチのマリアージュとお箏とバリトンのプチコンサート
・百川味噌屋さんによる手作り味噌講座

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
(1)みなとまち新潟の北前船文化と、食文化と関連する江戸・中国民時代の器を、器に酒粕料理を盛ったパネルとともに展示することで、来場者に新潟の食文化の奥深さを実感していただくことができた。
(2)「新潟漆器で酒粕料理と地酒を味わう会」では、旧齋藤家別邸という大正時代の豪商の息吹を感じる空間で、新潟市の伝統工芸である新潟漆器を実際に使い、酒粕という新潟の食材を軸にした料理と新潟市の地酒を楽しんでいただくことができ、参加者は初めての体験に大変満足し今後も開催してほしいという要望を多くいただいた。

2)プロジェクトの効果等:期待した効果があげられた
【具体的な理由】
器展、料理の会ともに、参加した方々がみなとまち新潟の歴史・文化を食と器を通して体感することができ、自分たちの誇るべき財産だという実感を持っていだくことができた。また市民にとって身近な存在である酒粕のさらなる楽しみ方に触れることができ、市外・県外に発信できる魅力的な食材であることを感じていただけた。
マスコミからも注目をいただき、新潟日報、エフエム新潟、エフエムけんとなどで器展の紹介を取り上げていただいた。

3)次年度以降の継続に向けた方策
鶴友会では江戸・中国民時代の器とともに酒器、新潟漆器も数多くコレクションしており、多くの方にこれらを実際に見て、可能なものは使用してもらい、その歴史とふれあう場を設けていきたい。食や酒の会だけでなく、新潟食文化を再発見し発信するプロジェクトとして、食文化に造詣が深い方の講演会やシンポジウムなども含めた新潟食文化の一大イベントにつなげていけると、全国的にも注目が集まると考える。

にいがた「文化」まるごといただきます~日本酒・野菜・芸能~

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【日  時】 平成27年2月28日(土)~ 平成27年3月28日(土)まで
【会  場】 レンタルスペースヌクヌク、Manjia、百川味噌
【申請者 】 有限会社 錦屋酒店
【連携団体】 石本酒造、樋木酒造、村祐酒蔵、野菜ソムリエ 味方百合子、百川味噌、新潟漆器、新潟観光コンベンション協会、山田流箏曲演奏家竹藤氏、バリトン 野口雅史氏

【内  容】 ・野菜ソムリエによる、新潟の野菜を使った酒かす料理と新潟市のお酒村祐を愉しむ会
・新潟市の越乃寒梅とフレンチのマリアージュとお箏とバリトンのプチコンサート
・百川味噌屋さんによる手作り味噌講座

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
・主催者の都合で、一部日程が変更となった。
・アンケートの結果から、参加者がお酒に親しんだり、おつまみを自分から造ったりという意欲が持てたから。
・発酵食品を大切にしていきたいという声が参加者の感想であった。

2)プロジェクトの効果等:期待した効果があげられた
【具体的な理由】
・実際に、お酒を買いに来る方がいらっしゃった。
・新潟漆器など、日ごろ手に取らない方が、漆器がほしいという声が上がった・酒造りにとても興味がもて、日本酒を愛飲していきたいということが、アンケートから分かった。
・発酵食品について、広く多くの方に知ってもらうことができた。特に味噌作りは、小さい子どもや若い大学生の参加も多く、実際に味噌を作ることで愛着が湧いた。

3)次年度以降の継続に向けた方策
継続的な酒の会。プチコンサートや新潟漆器を取り入れて新潟の野菜と発酵食品を取り入れたおつまみの酒の会。また、若い人向けへの酒の会。地場産の野菜と日本酒の推進。

にいがたMyオチョコムーヴメント

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【日  時】 平成26年11月30日(日)~ 平成27年3月15日(日)まで
【会  場】 市内9店舗
【申 請 者】 にいがた和の酒の会
【連携団体】 酒サムライ、新潟清酒検定金の達人、新潟清酒応援団(新潟美醸)所属、酒屋(新潟駅ぽんしゅ館)、編集・出版社(雑誌cushuクシュ編集長)、新聞社、広告会社他

【内  容】 新潟での酒の楽しみ方のひとつとして「Myオチョコ」を持ち歩く習慣を提案し、新潟の新常識(都市伝説)としてPRする。そのための最初の取り掛かりとして、Myオチョコ持参した場合、 1杯サービスの協賛店を募り、サービス展開を進めながらプロモーション活動を行う。

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
ムーヴメントとしての第1段階として、企画書で予定していたものは、実施できた。

2)プロジェクトの効果等:あまり効果があげられたとはいえない
【具体的な理由】
今回は、ムーヴメントとしてのスタートであり、効果はこれから。協賛店や酒蔵の反応として「おもしろい」という声があり、継続・拡大していくことが必要。

3)次年度以降の継続に向けた方策
当面10月31日まで、プロジェクトを継続実施し、当初の目的を少しでも拡大していく予定。

新潟市外食産業活性化プロジェクト

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【日  時】 平成27年2月2日(月)~ 平成27年3月31日(火)まで
【会  場】 新潟フェアを東京都内・新潟市内の計13店舗
【申 請 者】 株式会社ぐるなび
【連携団体】 新潟市内の各種外食産業(飲食店)

【内  容】 新潟食材を使ったフェアを新潟市および都内の飲食店で2ヶ月開催。

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
最低10店舗での開催を予定していたが新潟市内5店舗、東京都内8店舗、計13店舗で実施することができた。
当初lヶ月の予定で組んでたが、好評につき2ヶ月に延長。

2)プロジェクトの効果等:期待した効果があげられた
【具体的な理由】
計13店舗で新潟食材フェア実施。
1店舗あたり、lヶ月で30万円の売り上げが新潟フェア食材から上がるなど新潟食材を広く発信することに繋がった。
飲食店からも生産者と直接繋がることができたと、喜びの声をいただく。

3)次年度以降の継続に向けた方策
この取り組みを多くの店舗に周知し、フェア開催を拡大。
4月以降も定期的に新潟フェア開催予定。

新潟食文化の共有と発信の勉強会

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【日  時】 平成27年3月4日(水)
【会  場】 行形亭
【申 請 者】 雪ひらの会
【連携団体】 新潟市内酒店(法人・個人)、酒屋(法人・個人)、司厨士協会新潟県本部、農業関係者

【内  容】 これからの新潟の食文化を担う料理人、酒屋、農業従事者、異業種等の一般の方も交え、おもてなし文化としての料亭体験をふまえ魅力ある新潟を再認識し、これからの食文化の発信をはかる為の体験型意見交換会。

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
・異業種の方や一般の方が、料亭の必要性を感じ取つてくれた
・新潟のさらなる食文化構築の必要性を再認識出来た
・若手料理人は新潟食文化の必要性と継承の意義が勉強できた
・一般の方の食生活を知ることでこれからの料理人のすべき事がわかった

2)プロジェクトの効果等:概ね効果があげられた
【具体的な理由】
計13店舗で新潟食材フェア実施。
・さらなる新潟食文化の発信の為に、生産者との連携が図れた
・食文化の宝庫にいがた"の共有と発信の意識が高まつた

3)次年度以降の継続に向けた方策
・新潟料理再発信~各地域の郷土料理と酒蔵の結びつき~
・にいがた 日本料理の饗宴

古町花街千社札めぐり

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【日  時】 平成27年3月1日(火) ~平成27年3月31日(火)
【会  場】 古町8・9番町界隈46店舗
【申 請 者】 古町花街ぶらり酒実行委員会
【連携団体】 新潟市内飲食店(65店舗程度)、にいがた酒の陣実行委員会、新潟三業協会

【内  容】 「古町花街千社札めぐり」参加店が掲載されている冊子(300円)を販売。冊子には参加店の詳細や地図、千社札を貼る台紙が一緒に掲載されており、行ってみたい店を確認しながら店をめぐり飲食を楽しんでいただく。店ではオリジナルの“千社札めぐりセット”が食べられ、その店の千社札を1枚貰える。期間中に集めた千社札の枚数により抽選が出来、参加店のサービスやポストカードが貰える特典を楽しむ事が出来る。また、新潟清酒の蔵元が古町の飲食店に出張して、お酒の話や飲み方など、蔵元から聞けるタイアップ企画も開催。

レビュー

1)プロジェクトの目的達成度:概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
・お客様より、 “色々なお店や普段入れない様なお店に入れて楽しい"と言う声をたくさん頂いた。
・抽選の景品が、参加店のサービス商品は嬉しい。
・お得な商品が食べられて楽しい。
・冊子を購入する。と言う行為に戸惑いがあり定着していない為、今後は、この冊子でしか受けられないお店独自のサービスをもつと宣伝し、ガイドブック自体の商品価値を高めていきたい。
・古町芸妓との協力が難しく、千社札めぐりを通してまちのPRを含め、イメージアップに緊がる要素を盛り込んだ企画にしていきたい。

2)プロジェクトの効果等:概ね効果があげられた
【具体的な理由】
・酒蔵とのタイアップにより、普段飲めないお酒やお酒の飲み方などを直接蔵元と触れ合える場をつくれた事は、相互にとつて良い宣伝となり、お客様にも喜んで頂けた良い企画であった。
・昔、楽しんだまちを懐かしくお店を巡られた80代の男性や、埼玉から通いながら古町を楽しんで下さる方、千社本Lを集めるのが楽しい!と言つて下さった方が46店舗を制覇された。抽選に来る度に会話も弾み、千社札仲間も出来たようだ。
・実行委員会も普段関わらないお店さんとの繋がりも出来、次回への課題を真摯に受け止め、盛会を目指して行きたいと思っている。

3)次年度以降の継続に向けた方策
今回の期間は1か月だつたが、3か月位の長期間にする事で、巡るお店も増え抽選に来る機会も多くなり2度、3度と古町に来る機会も増えると思う。また、期間が長い分、観光客へのPRにも繋がり団体客を誘致する事も可能になれば、ホテル利用にも相乗効果も考えられるので、今後も引き続き継続できる運営の仕組みを再検討していきたい。

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