【新潟市食文化創造都市推進会議の目指す姿】
北前船の寄港地であり日本一の米どころでもある新潟市は、古くから米を中心とした取引が活発に行われ、多くの人やモノが行き交う日本海側最大のみなとまちでした。幕末期に開港5港の一つに指定され、海外への門戸が開かれてからは、その米が酒、米菓、米加工品へとイノベーションを繰り返すことで地域の経済、産業を発展させ、現在の新潟市の礎を築きました。
一方、郊外には、砂丘地帯の特徴を生かした農産品や信濃川、阿賀野川の運ぶ肥沃な大地の恵みを受けた果実、日本海の荒波で育った魚介類など、新鮮で多種多様な食材が溢れており、人口80万人を抱える拠点都市でありながら、四季折々の豊かな食材を身近に楽しむことができるまちでもあります。
こうしたことを背景に、これからも新潟市が食で発展を続けていくために、私たち食文化創造都市推進会議が立ち上がりました。
食は人々を集わせ、コミュニティーや絆を作ります。
食は世界へと繋がり、新たな交流を創出します。
食はイノベーションを起こすことで、新たな産業を興します。
身近に溢れる豊かな食材を土台に、食を通じて人々が楽しみ、交流するまち、豊かな食材を味わえる世界に開かれた美食のまち、食のイノベーションを通じて産業が発展するまち、食文化創造都市推進会議は新潟市がそんなまちになることを目指して活動しています。
目 的
市内外の事業者による異業種連携によって、新潟市の魅力である「食」や「食文化」をさらに磨き上げ、市内外に広く発信するとともに、交流人口の増加や地域産業の活性化に寄与すること。
活動内容
・個人や団体による食のネットワーク構築と創造的な食の魅力発掘
・そのほか食文化による創造都市の推進
設 立
平成26年8月
組 織

事業を円滑に実施するため、新潟市の食や食文化に深い見識を持つ推進委員で構成し、推進会議の方針決定に携わる。推進委員は、意見聴取や協議によって運営の総合調整を行うとともに、様々な機会を通じ、食文化創造の取組みを内外に発信する役割を担う。
役 職 | 氏 名 | 所属等 |
---|---|---|
委 員 | 岩﨑 修 | 岩﨑食品 代表 |
委 員 | 木村 正晃 | 食と料理の研究家 |
委 員 | 高力 美由紀 | 新潟食料農業大学 教授 |
委 員 | 駒形 正明 | 公益財団法人 食の新潟国際賞財団 事務局長 |
委 員 | 高岡 はつえ | (株)テラスオフィス 専務取締役 統括マネージャー |
委 員 | 種村 孝樹 | (株)ジョイフルタウン 代表取締役社長 |
委 員 | なぐも 友美 | きずなクリエーション |
委 員 | 花田 潤也 | 新潟市農林水産部 部長 |
任期:2年(令和6年4月1日~令和8年3月31日)
新潟市農林水産部食と花の推進課に置く。
③審査会推進委員で構成し、会員から提案のあった事業を審査する。
④会員企業や個人を問わず、新潟市の食や食文化の発信等に取り組む方。
会員は、異業種で連携し、新潟市の食や食文化の新たな魅力を創造する事業(新潟市食文化創造都市推進プロジェクト支援事業)を提案・実施することができる。