平成29年度 食文化創造都市推進プロジェクト
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平成29年度 食文化創造都市推進プロジェクト

平成29年度食文化創造都市推進プロジェクト

平成29年度は以下の13事業が採択されました。 ※情報は平成29年9月6日現在のものです。


第一次(採択数:7件)

I LOVE 新潟プロジェクト~第一弾 ポルチーニを見つけにいこう~

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【実施期間】 平成29年5月26日~10月1日
【会  場】 新潟市内レストラン ほか
【申 請 者】 NPO法人ビクトリーラン
【連携団体】 NIIGATA酒縁プロジェクト実行委員会、新潟市内レストラン、新潟ポルチーニクラブ、新潟市の蔵元

【内  容】
1.ポルチーニの観察会の後、市内のイタリアンレストランにて、新潟市産ポルチーニを使用したお料理と、新潟市の酒蔵の日本酒と沼垂ビールで食事会を開催。
2.東京にて新潟市の地酒、沼垂ビール、旬の食材を使用したおつまみを楽しむイベントを開催し、美味しい新潟市と、新潟市産ポルチーニ、次年度のアウトドアイベントのPRを行った。

5月26日:打ち合わせ
6月3、4日:東京にて打ち合わせ・会場探し等
7月5日:「東京開催イベント」ミーティング
7月9日:「ポルチーニイベント」ミーティング
7月16日:大人のアウトドア第一弾ポルチーニ開催
8月10日:「東京開催イベント」ミーティング
8月30日:「東京開催イベント」ミーティング
9月17日:「東京開催イベント」ミーティング
9月30日:「新潟市をもっと楽しもう!」開催
10月1日:「新潟市のDeepな魅力と日本酒で乾杯」開催

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
・観察会:
 ポルチーニの自生場合から収穫の許可が下りず観察会となったが、
 当日は幸いにも何本もポルチーニを観察でき、県外からの参加者もあった。
・食事会:
 入手が難しいフレッシュポルチーニを使用した料理も大変喜ばれた。
・東京でのイベント:
 新潟でポルチーニが自生している事、地酒と食材のおいしさを紹介できた。

2) プロジェクトの効果等
 概ね効果があげられた。
【具体的な理由】
 地方紙に紹介されたことにより、新潟で収穫できる新な食材を周知できた。
 ターゲットとしていた40代から60代の方々から参加していただいた。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
・当初の目標値
 観察会&食事会: 参加人数 20人 売上 150,000円
新潟市をもっと楽しもう: 参加人数 25人 売上 125,000円
 新潟市のDeepな魅力と日本酒で乾杯: 参加人数 200人 売上 280,000円
・実績値
観察会&食事会: 参加人数 16人 売上 110,500円
新潟市をもっと楽しもう: 参加人数 22人 売上 110,000円
 新潟市のDeepな魅力と日本酒で乾杯: 参加人数 200人 売上 210,500円

4) 次年度以降の継続に向けた方策
 今後も新潟市を中心に美味しいものと体験型イベントをミックスさせた大人のアウトドアプロジェクトを四季に合わせて開催していきたい。
 また、全国版のイベント告知サイト等利用し広報していきたい。

第6回 にいがた日本料理の饗宴

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【実施期間】 平成29年4月4日~11月27日
【会  場】 万代シルバーホテル
【申 請 者】 にいがた料理勉強会 雪ひらの会
【連携団体】 ぐるなび、新潟県酒蔵組合

【内  容】
新潟市内の料亭・割烹・ホテルが集結し、テーマに沿った内容で前菜~水菓子までの会席料理を提供し、飲物は料理に合わせて新潟の地酒を数種類用意する。今回は「食の新潟 彩発見」ということで普段から馴染みのある食材を新しい料理として提供することで新潟食材の素晴らしさを再確認できた。

4月~6月:企画会議
7月5日:献立会議及び地酒会議
7月19日:企画会議
7月30日:献立会議
8月23日:企画会議
9月11日:献立会議及び地酒会議
9月27日:企画会議
10月4日:最終会議
10月25日:第6回にいがた日本料理の饗宴

レビュー

1) プロジェクトの目的達成度
 企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
 今回は「食の新潟 彩発見」をテーマとして新潟食材の豊富な種類・多様性・調理法など、普段からなじみのある食材を調理することにより食材の魅力を再認識できた。
 地酒もそれぞれの酒造の特徴を飲み比べにより、味、香りなどお酒の楽しみ方を知ってもらうことができた。
 鮪の解体ショーや目の前で揚物を揚げ、出来立てを提供することで会場により臨場感が出てお客様に喜んでいただけた。

2) プロジェクトの効果等
 期待した効果があげられた
【具体的な理由】
 食材の魅力、豊富な種類など家庭ではできにくい使い方で調理し、食材の新しい発見があった。
 また、食材とともに地酒についても市民に周知できた。
 会場内で調理のパフォーマンスをすることにより、お客様が肌で感じられる体験型の企画となった。

3) 目標値について
・当初の目標値 150人
・実績値 156人

3) 次年度以降の継続に向けた方策
 開港150年となる次年度は、食文化の多様化・日本食離れが叫ばれる昨今、若い世代に日本料理の魅力を伝えられるような企画を立て、新潟に日本料理で県外からの集客は増えるように、スキルをレベルにアップし、新潟の食の向上とともに若い料理人が活躍できるよう育成に努める。

新潟美人寿司プロジェクト

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【実施期間】 平成29年8月9日~平成30年2月9日
【会  場】 新潟市内飲食店 ほか
【申 請 者】 新潟美人実行委員会
【連携団体】 寿司川柳 みやこわすれ、新潟市内飲食店、生産者

【内  容】
2014年より試作を続けている新潟美人寿司の第7弾としての取り組みを行う。街の飲食店と生産者農家、女性陣とがコラボし、新潟野菜をたっぷり使った美味しくヘルシーで見た目も美しいお食事を開発し、提供。取り組みを通して、市民の皆様に新潟野菜と新潟の食の魅力を再発見してもらい、味わってもらう機会とする。

8月~11月:新潟美人メニュー関係者打合わせ
12月6日:新潟美人メニュー試食会&勉強会1
1月16、17日:新潟美人メニュー関係者打合わせ、試食会&勉強会2
1月23、24日:新潟美人メニュー関係者打合わせ、試食会&勉強会3
1月26日:新潟美人メニュー飲食店提供打合わせ
1月26日~2月9日:新潟美人新春ご褒美メニュー提供

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
 勉強会・試食会を少人数で3日間実施し参加者から具体的な意見や要望を聞きそれらを反映したメニューを提供することができた。

2) プロジェクトの効果等
 概ね効果があげられた
【具体的な理由】
 新潟美人寿司メニューの開発を通して生産者、料理人、消費者を結び付けることができた。試食勉強会では多くの参加者に試食していただき、新潟野菜をプロの料理人が調理することにより、ワンランク上の楽しみ方ができると好評であった。また、生産者、料理人からは、消費者から生の声を聞く機会を得ることができよかったと感想があった。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
 目標  勉強会・試食会 参加者40人 参加飲食店 2店 メニュー注文数 50食
 実績  勉強会・試食会 参加者38人 参加飲食店 2店 メニュー注文数 78食

4) 次年度以降の継続に向けた方策
 埼玉県の寿司組合が野菜寿司のレシピ集を発行するなど野菜寿司が全国的に注目されている。健康志向の高まりに答えると同時に、新潟の名物の一つとなるような「新潟美人寿司メニュー」を生産者、調理者そして消費者で共同開発し、飲食店で一般提供をすすめ、県内外にPRしていきたい。

にいがた醸造サミット Niigata JOZO Summit 2017

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【実施期間】 平成30年1月~2月24日
【会  場】 メディアシップ日報ホール ほか
【申 請 者】 Niigata SAKE Lovers
【連携団体】 Niigata SAKE Lovers, Small World Cafe, Global Communications CONNECT, (株)峰村商店、(株)和僑商店、カーブドッチ、片山商事、麒麟山酒造、(株)新潟ビール醸造株式会社、エチゴビール、JR東日本企画
【作成URL】 http://www.niigata-bijin.com/

【内  容】
新潟で造られている日本酒をはじめ、地ビール、地ワイン、発酵食品等の醸造文化の魅力を発信するイベントを開催。素材のみでなくそれぞれのドリンクにフードペアリングの形で合わせた料理を飲食店の料理人から調理してもらい提供することで、更に深く新潟の醸造酒と食材の素晴らしさを知ってもらう機会に繋げた。

1月11日:チラシ完成
     東京のプレイベントと新潟本開催イベントのプレスリリース
     チケット発売開始
1月15日:イベント打ち合わせ
1月22日:東京プレイベント開催
1月30日:最終打ち合わせ(料理とドリンクのペアリング等)
2月24日:イベント開催

レビュー

1) プロジェクトの目的達成度
 概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
 予算書に提示した見込み参加者200名に近い参加者があった。
 アンケート結果でも来年の開催に期待する声も多く聞かれた。
 また、出展者からも「産業観光への新しい道」として希望と期待の声があがった。

2) プロジェクトの効果等
 概ね効果があげられた
【具体的な理由】
 各種メーカーの提供酒、食品に合わせた「マリアージュプレート」を用意することで、新たな食と酒の魅力を発見できたとの声が多く寄せられた。新潟が「産業観光地」としての地位を獲得していくために「醸造」は非常に強く、良いコンテンツであると感じられた。

3) 目標値について
・当初の目標値
 東京イベント参加者 500から1,000人
 新潟イベント参加者 200人  売上目標 800,000円
・実績値
 東京イベント参加者 40から50人  売上実績 26,710円
 新潟イベント参加者 198人  売上実績 925,000円

4) 次年度以降の継続に向けた方策
 今年は近年にない大雪で、東京での開催は天候に大きく左右されたが、来場者からは好感触のフィードバックがあり、次年度の開催時期を見極めることが必須と考える。
 本筋は変えず出展者の入れ替えなど、新しい空気を入れ続けることが肝要と考える。

新潟週末大人遊び 新潟湊町SAKE25II

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【実施期間】 平成29年24日~平成30年2月17日
【会  場】 ぽんしゅ館 魚沼釜蔵、新潟市文化財旧小澤家住宅、ピアBandai ほか
【申 請 者】 新潟和学
【連携団体】 ぽんしゅ館新潟店、リストランテビルーチェ
【作成URL】 第一弾「ふるまち新潟をどり鑑賞会」
第二弾「着物とワインとイタリアン with チーズ x 日本舞踊x 篠笛」
第三弾「着物で新潟和食×地酒×地ビール with 浪曲と日舞」

【内  容】
日本酒、ワイン、ビールそれぞれをテーマにしたワークショップ開催します。1年に1回セレクトされた蔵のお酒を紹介、2020年までに全蔵を紹介し、Dining Out に繋げる。

8月18日:全体スケジュール打合せ
9月22日:11月イベントチラシ発注、古町新潟をどり鑑賞会最終打合せ
9月24日:第一弾 ビール〈古町新潟をどり鑑賞会〉
10月10日:着物とワインとイタリアン打合せ
11月3日:着物とワインとイタリアン最終打合せ
11月12日:第二弾 ワイン〈着物とワインとイタリアン打合せ with チーズ×日舞×篠笛〉
12月8日:着物で新潟和食打合せ
12月10日:2月イベントチラシ発注
1月12日:着物で和食打合せ
2月15日:着物で新潟和食最終打合せ
2月17日:第三弾 日本酒〈着物で新潟和食×地酒×地ビール with 浪曲と日舞〉
3月16日:精算・検証会議

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
・「酒」「食」「演芸」「文化」をバランスよく融合でき、参加者に学びと新しい発見の機会を提供できた。
・日本酒以外の地酒もメインテーマに取り上げ、地酒ファンの裾野を広げることができた。
・参加者アンケートに次回開催を望む声が多く、シリーズ化への手ごたえを得ることができた。
・一部企画の変更があったが、予定通り3回開催することができ全て満席であった。

2) プロジェクトの効果等
 期待した効果があげられた
【具体的な理由】
・単に飲食を楽しむだけでなく、生産者から直接学ぶ機会を提供できた。
・生産者と提供者の連携
 クラフトビールと割烹料理、伝統家屋と洋食、ワイン、居酒屋と伝統芸能といった斬新なコラボによる新たな魅力の創造につながった。
・食と文化の融合
 新潟に縁のある演者たちによるパフォーマンスを食事とセットにし、老舗割烹や旧家を会場に新潟の食と文化の歴史に直接触れていただくことができた。更に、参加者には着物での来場を提案し「和」の文化を一層身近に感じてもらった。
・市民観光大使の育成
 いずれの会も普段鑑賞する機会の少ない伝統芸能を見る貴重な機会となった。
 それぞれの会の開催後にはフェイスブックなどのSNS上に参加者からの発信が複数見られ、それぞれが「市民大使」の役割を果たしたと感じられる。
・生産者と提供者の橋渡し
 イベントには生産者やシェフから参加頂き、消費者と直接話せる機会とした。
 生産者は消費者に直接PRでき、参加者は生産者から直接話が聞ける有意義な会となった。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
 参加人数
 第一弾 ビール  10人   目標40人(当初はBBQであった)  50,000円
 第二弾 ワイン  16人   目標20人  144,000円
 第三弾 日本酒  37名   目標40人  333,000円

4) 次年度以降の継続に向けた方策
・次年度は「新潟湊町SAKE25」3周年の年に当たり、シリーズ化による固定ファンの獲得と、新しい提案による新規ファンの獲得を目指す。固定ファンはシリーズ化された一連の企画に参加することで、毎回異なる分野のプロによるワークショップを受け、新潟の魅力について一層深く広く学べる。新規ファンへは今回のような「今までに無い斬新なコラボ」や「見たことの無い風景」「体験したことの無い遊び」で「和」や「新潟」の魅力に気付いてもらえるような提案をしていく。
・開港150年、また東京オリパラも控えているたるため、その企画に準ずるプロット的な事業を行います。新潟の「食」「文化」「着物」「伝統」「自然」「おもてなし」を、贅沢に体験できる企画を想定。日本人、外国人を問わず、経済的余裕のある層にアピールし、まずは新潟に集まってもらうこと。二次効果として宿泊や飲食費、お土産購入による経済効果を期待します。
・大学生や専門学生にも声を掛け、企画から運営まで参加してもらい、若者ならではのアイディアを生かした新しい学びと遊びの提案をし、次世代へ繋げていく。

新潟フードカルチャートレインプロジェクト

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【実施期間】 平成29年7月30日~平成30年2月25日
【会  場】 クッキングライフnukunuku
【申 請 者】 クッキングライフnukunuku
【連携団体】 Bar Book Box

【内  容】
新潟市中央区にある料理教室クッキングライフnukunukuがお届けする『つくり手を知る』から『つくり手を伝える人へ』をコンセプトに、体験した人が楽しく新潟食文化の伝え手へと変化する、提案型料理教室プロジェクトです。

7月30日:農家さんとデリレストランに教わるハーブ使い料理教室
〈自然栽培農家よへいろん+デリ&レストラン ピアットジョルニ〉
9月18日:職人に学ぶ、鎚起銅器の匙づくり体験とフレンチシェフから教わる、お米使い料理教室
〈鎚起銅器職人大橋保隆+フランス総菜店ルシャッポ〉
10月14日:日本の梨新高を知る、味わう。新潟の旬と遊ぶ、伝統の和菓子づくり料理教室
〈果樹農家ひかり畑+老舗和菓子店金巻屋〉
10月29日:オーガニックマーケットおひにち こども八百屋さん体験とマリールウの小麦粉のパンケーキ料理教室
〈自然栽培農家刈屋産地の安心野菜+パンケーキ店マールウ〉
11月26日:カメラマンに学ぶスマホ写真講座と、パティシエールと彩るデザートプレート講座
〈カメラマン内藤雅子+洋菓子店パティスリーソランジュ〉
1月27日:新潟の平飼いにわとりの卵を丸ごと学ぶ料理教室
〈川崎農園+ヒナタノ食堂〉
2月12日:新潟地粉のパン職人と南イタリア魚介料理のシェフから学ぶ料理教室
〈新潟地粉パンの店cosa+イタリアンレストランタヴェルナキアッキエリーノ〉
2月25日:春を迎える食のしつらえと、器づかい料理教室
〈パティシエ・料理人佐藤千裕+器店ヒメミズキ〉

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
 参加者アンケートより「ここでしかできない体験や学びを得ることができた」と回答があった。また複数回参加された方もおり、より深い体験をとおして伝え手へと変化を促すことができた。さらに、参加講師たちと連携する土台作りができた。

2) プロジェクトの効果等
 期待した効果があげられた
【具体的な理由】
 参加した子供たちのご家庭より、子どもたちが体験を家庭に持ち帰り、伝え手として積極的にレシピへのチャレンジなどを伝えていたと報告があった。
 参加講師同士で新たに新潟の食を伝える企画のきっかけづくりができた。
 参加者からは、普段触れることにない話や体験を通して考え方が豊になったと感想があった。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
 目標 参加人数 102名  売上目標 319,000円
 実績 参加人数 125名(大人97名・子供28名)  売上金額 322,400円

4) 次年度以降の継続に向けた方策
 今回さらに構築することができた生産者、飲食店、伝統工芸、器店と多彩なプロとチームを組むことで、より多角的に新潟の食文化を捉え、魅力を引き出し、伝え方をより深くより広く届けるために、参加できなかった人へも届けることができるコンテンツ機能を持った料理教室を企画していきたい。

古町花街のおもてなし

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【実施期間】 平成29年5月18日~平成30年3月31日
【会  場】 古町8・9番街界隈
【申 請 者】 古町花街千社札めぐり実行委員会
【連携団体】 新潟清酒達人検定 金の達人、農家・酒蔵の生産者の方々、古町花街界隈の協力会社

【内  容】
1.古町の料理人による料理教室(古町花街 美食倶楽部)
 1) 古町の料理人より、旬の新潟食材を使ったオリジナル調理方法を学ぶ。料理本にはのっていないちょっとした隠し技を伝授。
 2) 1回/3,500円~(税込)、定員6人~14人位で開催。
 3) この時に、指導した料理人の千社札をもらうことが出来る。
2.古町花街のおもてなし(ふーどりんくツアー)
 1) 古町1番町から古町8番町“美味しい”まちあるき
 ・明治から続く老舗お菓子屋さんなどの逸品をめぐり、お土産を貰う。
 ・古町コンシェルジュがお店のこだわりやまちの隠れたお宝話をしながらまちとお店を回遊する。
 2) 至粋-プレミアムおもてなし・デラックスおもてなし
 ・洋食店と和食店を食べ歩く。1店舗3,500円~4,400円(税込)の新潟食材の旬な料理と清酒、ワインを食べ歩く。
 ・1グループ4~6人位/予算8,800円・10,000円(税込)
 3) 至粋なる花街のおもてなし
 ・料亭 小三、明治28年創業の老舗店で日本料理を堪能しながら新潟のお野菜、鮮魚、清酒のお話し伺う。
 ・古町芸妓の舞やお座敷遊び、会話を体験し、新潟古町の文化歴史に触れる。

6月7日:「ふーどりんくツアー」第1回開催
7月12日:「料理教室」実行委員打合せ、工程打合せ
7月20日:「料理教室」実行委員打合せ、現場確認
7月30日:「料理教室」開催
2月1日:「古町花街のおもてなし」企画組立、シティーガイド相談打合せ
2月17日:「古町花街のおもてなし」参加店、コンシェルジュご案内書作成、チラシ打合せ
2月21日~3月17日:「古町花街のおもてなし」参加店、コンシェルジュ各店打合せ
3月10日:「古町花街のおもてなし」チラシ打合せ
3月18日:市報掲載
3月19日:プレスリリース、チラシ配布
3月31日:至粋なる花街のおもてなし開催

レビュー

1) プロジェクトの目的達成度
 あまり目的が達成できたとはいえない
【具体的な理由】
・古町の料理人による料理教室
 他の行事と重なり予定していたスケジュール作りが難しかったが、参加者からはプロの技が聞けて良い、親方の人柄が感じられ楽しかったと好評であった。
・古町花街のおもてなし
 告知期間が短く、開催人数に満たないため「お店めぐり」は実行できなかった。
 「花街のおもてなし」は15名の参加者があり大変好評であった。
 料理人の天ぷらを揚げるパフォーマンス、鮮魚店社長の料理に使われている魚の話、フードコーディネーターによる野菜の話、きき酒師の酒の話などは、プレミアムな企画にふさわしい付加価値のつくものであった。外国人や20代前半の参加者もあり普段とは違うお座敷を体験していただいた。

2) プロジェクトの効果等
 概ね効果があげられた
【具体的な理由】
・参加者は、料理教室で気軽に料理人とふれあい、その後料理店への来店とつながった。
・料理人同士のつながりが強くなった。
・和食店と洋食店の新たなつながりを作ることで、新しい街の楽しみ方が創出できることが分かった。どの参加店も古町コンシェルジェの重要性を期待していた。
・普段のお座敷とは違う「老舗日本料理+古町芸妓+食文化レクチャー+料理人実演」について、人数を集めれば低価格で提供できることが実証できた。3か月前から告知できるようにしたい。
・生産者の話は消費者にとって目の前の食材の成り立ち等を知り新潟食材の奥深さを再認識できた。
 
3) 目標値について
・当初の目標値
 料理教室 7回開催
 参加人数 70人名  売上目標 180,000円
 フードツアー 7回開催
 参加人数 120人名  売上目標 120,000円
 食文化フェアー 3回開催
 参加人数 180人名  売上目標 226,800円
・実績値
 料理教室 1回開催
   参加人数 10人名  売上額 40,000円
 フードツアー 1回開催
 参加人数 13人名  売上目標 71,500円
 食文化フェアー 1回開催
 参加人数 15人名  売上目標 225,000円

4) 次年度以降の継続に向けた方策
・飲食店主の自主性を重んじながら実施してきたが、自店舗運営との両立は大変難しく商店主に負担が掛かるため、企画主旨に賛同するお店を事前に招集した方法を検討し、色々なお店が参加できる仕組みを再構築する。
・食文化フェアーは多店舗で行うと各店のこだわりもあり食材提供が難しいため、お店負担を軽減して1・2店舗の組合せを月替わりで行う形態で再構築する。
・古町花街のおもてなしは、ふーどりんくツアーとして県外、外国人向けへ特化した販売促進を行い再構築する。
・千社札めぐりとして3年間模索しながら行ってきたが、まちづくりの観点の自主性とイベント企画を実施するのは根本的な主旨が違うが繋がりを深めたことは成果と言える。企画がまちの事業として継続できる体制をどのように作れるのか、老舗と新しいお店との繋がりが古町活性化の鍵でもあると思うので、各店のオリジナル千社札を使用し、自店が参加したい色々な企画(事業)を小店舗性で行い、老舗と新しいお店との繋がりを創っていく。

第二次(採択数:6件)

りゅうのひげ復活プロジェクト

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【実施期間】 平成29年6月25日~12月28日
【会  場】 新潟市岩室観光施設いわむろや ほか
【申 請 者】 りゅうのひげ会
【連携団体】 NPO法人いわむろや、彩食や、割烹渡辺、秀石庵

【内  容】
昨年度から一般販売を開始した「りゅうのひげ」。今年度は新潟伊勢丹「越品」にて販売や、イベントを通じて更なるブランド化を図る。

6月25日:越品イベント打ち合わせ
8月10日:りゅうのひげ促成栽培講習会
9月10日:越品イベント打ち合わせ
11月15日:新潟伊勢丹越品イベント
11月20日:三根山祭り商品開発試食会
12月3日:三根山藩りゅうのひげ祭り
12月12日:農家レストランやさいのへや
12月13日:加工品テスト

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 企画書どおりに目的が達成できた
【具体的な理由】
・日程に狂いがなく、イベント商品販売数も予定通り達成できた。
・促成栽培に成功、し生産期間を長くできた。
・生産者会の新規入会希望者が増えた。

2) プロジェクトの効果等
 期待した効果があげられた。
【具体的な理由】
越品イベントに参加することで地元での認知が高まった。メディアにも取り上げられ、少しずつ知名度が上がってきていると感じる。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
・当初の目標値
 越品イベント:殿様ロール 140食
 三根山藩まつり:弁当30食
 「やさいのへや」」ランチ:40名
・実績値
 越品イベント:殿様ロー 190食
 三根山藩まつり:弁当30食
 「やさいのへや」」ランチ:48名

4) 次年度以降の継続に向けた方策
・商品のブランド力の向上
・生産者数の増大
・市内中心部の飲食店、旅館との連携

にいがた果実ドリームプロジェクト

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【実施期間】 平成29年11月17日~平成30年2月20日
【会  場】 新潟市内
【申 請 者】 株式会社KOU
【連携団体】 株式会社レスカルゴ、とみやま農園

【内  容】
新潟市西蒲区のワイナリー「レスカルゴ」のオーナーと、新潟で珍しいプラム農家でもある新潟市南区「とみやま農園」オーナーの対談講演会を開催。第1部「ワイナリーと農家の夢の実現が活性化につながる」と題して生産者の立場から新潟の食の魅力やそれぞれのこだわりや思いを対談し、消費者へ新潟の食の魅力を伝える。講演会後に第2部として、料理人が開発したメニューとレスカルゴの厳選ワインの試飲を兼ねた交流イベントを開催して、消費者からの意見も交わしてもらう。

11月17日:事前打合わせ
 ・開催当日に出すワインを決める試飲
 ・料理との相性
12月21日:事前打合せ
 ・対談内容
 ・当日ワイン最終確認
 ・告知広告打合せ
1月8日:事前打合せ
 ・メニュー最終確認
 ・開催当日全体の流れ確認
2月20日:開催当日

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
地域の生産者から、こだわりや想い新たな取り組みなどを直接、消費者に伝える機会が設けられ、地域の食の魅力をアピールすることができたが、参加者は予定人数に及ばなかった。

2) プロジェクトの効果等
 期待した効果があげられた
【具体的な理由】
直接消費者に伝えることにより、新たな取り組みをより深く理解してもらうことができ、新潟の食の活性化につながると実感できた。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
・当初の目標値
 参加人数 80名(2日間)  売上 640,000円
・実績値
 参加人数 45名(2日間)  売上 360,000円

4) 次年度以降の継続に向けた方策
・参加人数が目標に達しまかったので、次回からは参加費の引き下げを考え、より参加しやすいイベントにしたい。
・今後も生産者と消費者が直接交流できる機会を作っていきたい。

BANDAI GRAND MARCHĒ

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【実施期間】 平成29年10月14・15日
【会  場】 市道南2-1号線(ビルボードプレイスとBP2の間)
【申 請 者】 BANDAI GRAND MARCHĒ実行委員会
【連携団体】 新潟交通株式会社、株式会社ニューズライン、株式会社親交企画、県内キッチンカー、サトウレース、白根あべ農園、胎内高原ビール、峰村醸造

【内  容】
ビルボードプレイス飲食テナントに加え、県内の「地産地消」に取り組む飲食店や「新潟ブランド」を掲げる企業や店舗を誘致し、食の「体験型マルシェ」を開催。産業拡充ハッピートライアングル「生産者」「料理人」「消費者」をつなげる為に、「プロの料理人による料理教室」の開催や、生産者と料理人によるトークセッションなどを開催し「新潟の食」を広くPRする。また、企業や店舗のコラボメニューなど商品の展開・開発にも積極的に取り組み、新しい価値の発信を続けるほか、県内を中心とした国内メーカーのものづくりを体験できるブースを設け「モノ」の価値や技術の高さをPRする。

8月24日:「FARM TABLE SUZU」の鈴木シェフと打合せ。
8月27日:「風花」の長吉シェフと打合せ。
9月4日:メニュー案、試作画像の詳細ヒアリング
9月8日:メニュー案決定。試作、撮影。
9月20日:料理スタジオ会場「ABCクッキングスタジオ」のスタッフと打合せ。
9月28日:「ABCクッキングスタジオ」のシェフ立ち会いの現場確認。
10月14・15日:実施日

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
企業、店舗、農園とのコラボメニューの開発や地元料理人の料理教室、生産者・料理人・消費者によるトークセッションなど多様な切り口でイベントを開催した。広く告知を行ったことで交流人口の拡大と、食文化の情報発信基地としての役割を担うことができたと考える。

2) プロジェクトの効果等
 概ね効果があげられた
【具体的な理由】
・プロジェクトの創造性・独創性
 出店した飲食ブースは全て地産地消・新潟ブランドを掲げる企業であった。
 企業・店舗・農園のコラボメニューの開発・展開も実現し新たな価値を発信できた。
・プロジェクトが生み出す新たな魅力・価値
 ビルボードプレイスがメディアに情報発信を行った。
 駐車券サービス、出展者とのコラボイベントにより、ビルボードプレイスの買い物客の引き込みも行った。生産者自らがブースに立ち、苦労やこだわり、新潟産品の高さを伝えた。
・地域の食文化の発展、人材の育成と関わり
 地元料理人による料理教室のアンケート結果は「良かった」が90%以上であった。
 その他「分かり易い」「人気店の料理が勉強でき良かった」「地元の野菜を使っておりよかった」
 しかし、募集期間が短く参加者が定員に達しなかったため、告知方法を検討したい。
 生産者、料理人、消費者によるトークセッションには100人の観覧があり、生産者のこだわりや苦労、素材を活かす料理人の思い、調理法のコツなどをテーマに話し合った。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
・当初の目標値
 イベント来場者数 30,000名(2日間)
 料理教室参加者 30名(2回開催)
・実績値
 イベント来場者数 34,563名(2日間)
 料理教室参加者 22名(2回開催)

4) 次年度以降の継続に向けた方策
地産地消・新潟ブランドを掲げる企業、店舗を誘致しコラボメニューの開発を促進し更なる魅力価値を創造する。更なる魅力、価値を作り出すことで「食」に対する興味・関心の醸成につながる。また、農園直売ブースを増やし、生産者との接点を増やしつながりを深める。 同様に料理人、消費者をつなぐ料理教室やトークセッションの場を作りより強く広いつながりの構築に努める。

寿司職人と米・野菜生産者によるトークショーと寿司 & 地酒イベントで新潟市の魅力を首都圏で発信

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【実施期間】 平成29年10月2日~平成30年3月28日
【会  場】 ブリッジにいがた(東京都中央区日本橋室町1-6-5)
【申 請 者】 株式会社ニール
【連携団体】 新潟県すし組合、新潟県酒類販売株式会社、FARM8

【内  容】
日本橋の「ブリッジにいがた」で、新之助を使った新潟の寿司と、地酒を気軽に楽しめるイベントを2日間開催、開催中に1日1回、新之助生産者と寿司職人のトークショーを行う。新之助の特徴、開発、栽培の苦労、実際寿司に使うときのポイントなどを紹介。トークショーのレポートを『新潟発R』フェイスブックでアップ。

10月~11月:イベント打合せ(寿司職人、生産者)
12月5日:イベントチラシ打合せ
1月上旬:チラシ発注、首都圏食楽園などで配布開始
2月5日・6日:日本橋「ブリッジにいがた」でイベント開催
2月8日:『新潟発R』ほかフェイスブックにてイベントの様子をアップ
3月10・11日:「にいがた酒の陣」にてブース出展し新之助販売、新之助紹介の『新潟発R』米特集を販売

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 概ね企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
イベントは企画書通りに行うことができ、首都圏での効果的な発信ができたと感じているが、その後のトークショーの動画アップなどの展開まで行うことができなかった。

2) プロジェクトの効果等
 概ね効果があげられた
【具体的な理由】
イベント会場の関係で平日に行うことになり週末開催よりも集客が少なかったのが残念な点である。しかし興味のある方々へ事前告知することにより、新聞取材や生産者・寿司職人の関係者など「新之助」や新潟の食を発信する人たちが多く来場されたことは効果的だった。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
・目標値 来場者 1日800人  売上 2日間 100,000円
・実績値 来場者 2月5日(月)602人  2月6日(火)485人
 売上 2日間 101,152円

4) 次年度以降の継続に向けた方策
「新之助」については、まだまだ首都圏では知らない方が多く、実際に味わって魅力を知ってもらったり、生産者、料理人と直接話ができる場としても首都圏でのイベントは効果的と考えられる。新之助だけでなく、新潟市の食材(野菜・果物)のおいしさを地酒と絡めて体験できる機会を今後も首都圏で継続して展開していくことで、新潟市の食の魅力を確実に発信していけると思う。

とやの潟ウィンターキッチン2018

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【実施期間】 平成29年9月-平成30年3月
【会  場】 市内飲食店、キラキラマーケット ほか
【申 請 者】 株式会社U・STYLE
【連携団体】 鳥屋野潟漁業協同組合、女池菜生産者 早川さん

【内  容】
こどもキッチン・とやの潟ウインターキッチン@飲食店・漁師のふるまい鍋の開催。

9月27日:こどもキッチンの実施校について打合せ
10月16~23日:参加レストランにイベント内容の案内・説明
11月13~22日:参加レストランメニュー撮影、取材
12月26日:フライヤー校了
1月10日:フライヤー5,000部納品・配布
1月16日:生産者訪問会
1月18日:こどもキッチン事前打合せ
1月19・20日:こどもキッチンをスタート(市内小学校2校)
1月22日:関係者試食会
2月8日:チラシ増刷3,000部納品・配布
2月10日:とやの潟ウィンターキッチン@飲食店をスタート
3月2日:ふるまいの準備(鯉50匹)
3月4日:漁師のふるまい料理
3月4日:とやの潟ウィンターキッチン@飲食店終了

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
・地域の学校や飲食店の連携で、特定の人だけでなく幅広い年代の方が参加できるイベントとなった。漁師のふるまいでは鯉こく250杯、鯉の旨煮150個を振る舞うことができ、食文化の周知に繋がった。
・イベントをテレビ・ラジオで取り上げていただき、弊社に問い合わせを多くいただいた。

2) プロジェクトの効果等
 概ね効果があげられた
【具体的な理由】
・とやの潟ウィンターキッチンを飲食店と漁師のふるまいでの提供食数は合わせて1200食であり過去最高の食数であった。
・イベント開始前にシェフが生産現場を訪問する「生産者訪問会を実施しシェフと漁師のつながりを作り地域内の食の連携を創出できた。
・大雪や強風などで悪天候で主催者側として動きが取りにくい状況にあった。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
・目標値 昨年840食を上回る食数の提供
・実績値 こどもキッチン 参加人数 138人
     とやの潟ウインターキッチン@飲食店 769食
     漁師のふるまい 400食

4) 次年度以降の継続に向けた方策
・潟魚、女池菜以外に鳥屋野潟周辺の恵を訴求する食材を新規開拓し、さらに参加店舗の増加、イベントの規模拡大を図っていきたいと考えている。

~開国150周年へ~ 美食の街へ 国際交流会 ~若手シェフを育てよう・新規就農者さんを育てようコンテスト~

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【実施期間】 平成29年10月1日~11月26日
【会  場】 新潟市内
【申 請 者】 久保田 建司
【連携団体】 ピースキッチン新潟

【内  容】
2017年11月中旬に、美食の街スペインバスク州ビルバオ市より新潟市と食文化交流大使のマリアーノ・ゴメス氏(ビスカイヤ県スローフード協会名誉会長)とバスク美食倶楽部の美食コーディネーター山口純子氏、ビルバオ若手シェフのチャンピオンたちが新潟に来県される。
そこで滞在期間中に8人の新潟の若手シェフたちが新潟の生産者と組んでゴメス氏らに朝食、昼食のおもてなしをする。
おもてなしの場所も若手料理人たちが新潟の見せたい景色を選定し、生産者もゲストとして、おもてなしと生産者への想いを話す。
ゴメス氏に高評価された料理人たちは、2018年ビルバオの星付きレストランの厨房にて研修ができ、更にこれからの新潟の生産物、街を飛躍的に美味しくしてもらう。
生産者も料理人と共に益々モチベーションと経済的にも向上させる。

10月末:新潟市包括連携のぐるなびと相談し市内で生産者と組んでいる店舗と若手料理人をピックアップして告知する。
11月初旬:ゴメス氏新潟来県詳細スケジュールが分かる。21日~25日は朝食、昼食をおもてなし。26日にゴメス氏とフィードバックと交流会を行う。
11月10日:おもてなしする若手料理人と日程決定。
11月22日8時:1.おもてなし料理人 古町「五郎」 諏佐 尚樹 料理長
【生産者】丸美安田瓦工業株式会社 遠藤 俊 取締役
【テーマ】「新潟の自然の恵み」
11月22日11時:2.おもてなし料理人 「ラ クチーナ イタリアーナ イジルシ」 伊藤 健之 オーナーシェフ
【生産者】「上野農場」 代表 上野 晃
【テーマ】「鬼しぇふからの にいがたのプレゼント」
11月23日8時:3.おもてなし料理人 「NAPOLI新潟駅南けやき通り店」 長谷川 博則 シェフ
【生産者】長谷川農園 長谷川 晴美
【テーマ】「にいがた野菜ピッツァ 長谷川農園のお母さんと 健やかな一日をマリアーノに」
11月23日13時:4.おもてなし料理人 「シーズキッチン」 伊藤 千裕 シェフ
【生産者】中村農園 中村 和雄
【テーマ】「つなぐ。にいがたの農家の食卓は、新潟の宝物。新潟にあって東京にないもの・・・。」
11月24日8時:5.おもてなし料理人 「LA CUCINA LIBERA」 古関 悠 オーナーシェフ
【生産者】無し(食材は佐渡産100%を使用)
【テーマ】「佐渡島のめぐみ 新潟のめぐみ」
11月24日13時:6.おもてなし料理人 「Fiorita」 田村 崇 オーナーシェフ
【生産者】JA新潟みらいくり部会 桐生 忠教 会長
【テーマ】「にいがたの おいしさ うつくしさ 栗とともに」
11月25日8時:7.おもてなし料理人 「food lab irodori」 遠藤 宏佑 代表
【生産者】宮尾農園 宮尾 浩史 代表
【テーマ】「新潟を、ありのまま~茶室に広がる小宇宙~」
11月25日13時:おもてなし料理人 「和食酒場 風花」 長吉 和幸 オーナーシェフ
【生産者】
 「民蔵ふぁーむ」曽我 憲司 代表
 「佐藤食肉」佐藤 広国 常務取締役
 「米農家」酒井 高継、安中 伸和
 「丸鮮」小柳 康秀
 「丸美安田瓦工業株式会社」
【テーマ】
「僕の生まれ育ったばしょより 村松町のお米に感動を」
11月26日15時:9.マリアーノが見た新潟 発表会

レビュー

1) プロジェクトの目標達成度
 企画書どおり目的が達成できた
【具体的な理由】
にいがたの素晴らしい料理人達、生産者とビルバオが結ばれた。また、1月には3人の料理人がビルバオの星付きのレストランで特別に実習することができた。帰国後、新潟の生産者をさらにPRしてくれている。

2) プロジェクトの効果等
 概ね効果があげられた
【具体的な理由】
・参加した生産者、料理人の方々は自身の今後にむけてのアクションプランが見つかった。
・ビルバオが20年で美食の街なった理由が理解できた。新潟も本気を出せば10年でなれると思う。
・新潟がビルバオのように料理人と生産者が互いにリスペクトできる更なる良い関係を構築できるよう行動する。

3) 目標値について ※参加人数、売上等
・目標値 参加料理人 6人
・実績値 参加料理人 9人
 3人がビルバオで研修した

4) 次年度以降の継続に向けた方策
・ビスカイヤ ー ビルバオスローフード協会名誉会長であるマリアーノ氏に新潟市でもてなしその結果、参加した料理人3人が実際にビルバオに研修を受け、帰国後は更に技術を高めている。
・4月にはkm0-labが完成し新潟の生産者と料理人が饗宴し新潟の食のすばらしさを更に発信できる。
・新潟駅を中心に毎日ライブキッチンを行い新潟の食のすばらしさを発信し続ける。

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